山田和樹×東京混声合唱団 杉並特別演奏会2019 この気もちはなんだろう ― 谷川俊太郎の世界 ―
2019年6月16日(日)15:00開演(14:30開場)
- 概要
世界が熱い視線を注ぐ若き巨匠、山田和樹
音楽監督として率いる東京混声合唱団とともに登場音楽を愛し、人間を想う、すべての世代に捧げる
「杉並の詩人」谷川俊太郎の作品展- 会場
- 大ホール
- 出演者
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- 指揮:山田和樹
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- 合唱:東京混声合唱団
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- ゲスト:杉並児童合唱団
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- ピアノ:浅井道子
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- プログラム
- 木下牧子:地平線のかなたへ
久石譲:「ハウルの動く城」より 世界の約束(杉並児童合唱団)
新実徳英:「ことばあそびうた」より かぞえうた(杉並児童合唱団)
松下耕:そのひとがうたうとき(東京混声合唱団&杉並児童合唱団)
信長貴富:未来へ(東京混声合唱団&杉並児童合唱団)
三善晃:空/生きる
武満徹:「うた」より うたうだけ、恋のかくれんぼ、死んだ男の残したものは - アンコール
- 三善晃:木とともに人とともに
高井達夫:「鉄腕アトム」テーマ
出演者詳細
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© 平舘平
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山田 和樹
1979年神奈川県生まれ。東京藝術大学指揮科で小林研一郎・松尾葉子の両氏に師事。2009年第51回ブザンソン国際指揮者コンクールに優勝し世界各地のオーケストラを指揮。横浜文化賞文化・芸術奨励賞、出光音楽賞、渡邉曉雄音楽基金音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、文化庁芸術祭賞音楽部門新人賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞等を受賞。現在、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、横浜シンフォニエッタ音楽監督、読売日本交響楽団首席客演指揮者。2018/19シーズンからバーミンガム市交響楽団首席客演指揮者に就任。
東京混声合唱団とは2004年以来、委嘱作品を含む定期演奏会から、全国各地での合唱公演、オペラ、オーケストラとの演奏、青少年を対象とした音楽鑑賞教室に至るまで200回を超える共演を重ねている。2014年4月、故・岩城宏之、田中信昭らの後を引き継ぎ音楽監督に就任。2016年4月理事長に就任。
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© 平舘平
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東京混声合唱団
1956年に創設された日本を代表するプロ合唱団。東京・大阪での定期演奏会、内外のオーケストラとの共演やオペラへの出演、青少年を対象とした鑑賞音楽教室、海外公演を含む年間150回の公演のほか、数多くのレコーディングやテレビ、ラジオへの出演を行っている。
レパートリーは、創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた200曲を超える作品群をはじめ、内外の古典から現代作品までと幅広く、各地の合唱団や青少年との合同演奏、指導者派遣、ワークショップ・解説付きコンサートも精力的に開催している。
文化庁芸術祭大賞、音楽之友社賞、毎日芸術賞、京都音楽賞、レコード・アカデミー賞、サントリー音楽賞、中島健蔵音楽賞などを受賞、1996年より日本を代表する芸術団体として「文化庁特別重点支援」の指名を受けている。
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杉並児童合唱団
昭和39年に誕生し、NHKの「歌のメリーゴーランド」「歌は友だち」にレギュラー団体として出演。児童合唱団にとって未知の分野であった「合唱ミュージカル」や、「ポピュラー曲」の開発に力を注ぎ、数多くの作品を委嘱・発表。見て聴いて楽しさいっぱいのこれらの作品は、全国の多くの合唱団に愛唱され、また「世界の名曲や民謡」を効果的に編曲した曲で、平素クラシックには興味を持たない人々にもその素晴らしさを伝えてきた。
年に2回プロデュース公演を開催。夏休み期間は全国各地で公演(招聘)を行い、明るくさわやかな歌声で杉児ファンを魅了している。
現在団員は3歳から大学生まで約235名。レッスンではマンツーマン方法をとり、音楽を通し精神力を高め、挨拶や言葉遣いなど礼儀正しい思いやりのある子供達を育てている。児童合唱界のリーダー的存在としてその実力と名声はゆるぎないものである。
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浅井 道子
都立芸術高校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部を卒業。須貝久子、今泉統子、高良芳枝の各氏に師事。室内楽を三善晃氏に師事。独唱、合唱、室内楽における共演者としてさまざまな演奏会、放送に出演。
『Miyoshiピアノ・メソード』、『木下牧子/不思議の国のアリス』(共にビクターエンタテインメント)など録音にも多数参加している。またソロ・コンサートのほかに東京文化会館主催「今日の作曲家」シリーズ、MUSICTODAYなどで現代ピアノ作品を演奏した。